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1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法 山口揚平 著 [読書記録♪]

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新聞代の値上げに伴いまして、
代替になるWEB媒体を探していた時のことです。

PRESIDENTオンラインで、気になる記事を見つけました。

「頭のいい人がまったく新聞を読まないワケ」

それは、山口揚平さんの著書「1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法」の一部だったんです。

頭のいい人ってそうなのかと驚き、その先に興味深い内容が続いていたので、図書館で探して、読みました。


1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法

1日3時間だけ働いておだやかに暮らすための思考法

  • 作者: 山口 揚平
  • 出版社/メーカー: プレジデント社
  • 発売日: 2019/03/01
  • メディア: Kindle版



題名に、「おだやかに~」とありますが、この本は、徹底して「考えること」の凄みを書いている本でした。
さすが、事業家であり、思想家さんのご本です。

第1章から第3章まであるなかで、全ての内容が刺激的でした。

私なんかが、この本の凄さを語るには、全く言葉が足りませんし、うまく言えませんが、
パラダイムシフトについての濃い内容が、時に太字を使って、わかりやすく書かれている本だと思いましたし、考えることが人間の強みなのだと、うなずける内容でした。

なかでも、はっとしたのが、第3章にあった「文脈の毀損の問題」です。
引用させていただくと、

1杯のコーヒーに込められた生産者の想いや入手経緯などのストーリーは、 「一杯500円です」と言い換えた瞬間、瞬く間に漂白される

現代人は、金額に見合った価値があるかどうかで、判断することに慣れているのかもしれません。
当たり前すぎて、考えもしなかったことを、気づかせてもらいました。
どんなものにも、物語があり、どのような背景があるのかを知りたいと思う気持ちを、大切にしたいと思いました。

山口揚平さんのように、賢い人がいることがわかり、
人間の強みを知るきっかけができました。

どちらかというと、人間よりも、動植物に惹かれる私ですが、
人間も、自然界の一部なんですよね。
ちょっと、話しがずれますが、前に炭鉱跡を見に行った時に、「人間って、こんな巨大な洞窟を掘れるの???」 と、かなりびっくりした記憶があります。

人間って、私が思っているより、凄い生物なのかもしれません。
せっかく、人間に生まれてきたので、山口さんがおっしゃるように、考える力をもっとフル稼働させて生きてみたくなりました。
新聞を止めるかどうか悩んでいて、面白い本に出合えて、良かったです。


2024-02-22 01:15  nice!(0)  コメント(0) 
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