姫と姫以外の夢 [夢系の話♪]
生徒が集まるイベントがあって、体育館に集合したのね。
その場で、「姫」を選ぶんだって言われて。
私は、「姫」になれなかったの。
別になりたかったわけじゃないよ、でもちょっとは期待しちゃってた。
「姫」って、ミスコンみたいなものよ。
でね、「姫」に選ばれた人はどうなるのかっていうと、
あまりいいうわさがなくて。
全員、葬られたとか……怖いことを聞いちゃった。
だったら、選ばれなくて正解だったねって、
女子達で、話してた。
イベントが終わって、体育館外に出たら、空から飛行機が飛んで来たの!
戦闘服を来た人が出て来て、私たち、連れていかれてさ。
着いた場所は、海。
海辺で、青いカクテルを渡されたの。
飲むように言われて、女子はみんな飲んでた。
のどは乾いていたよ、でも……。
私は、飲んだふりをして、地面に捨てた。
カクテルを飲んだ子たちは気を失ってしまい、つぎつぎと海に捨てられたの。
なんなのよ、これ! どういうシステム?
私たち、「姫以外」なのに、どういうこと?
というところで、目が覚めました。この後、どうなったのかなぁ。
夢の続きを見てみたい☆
道の奥のオブジェの夢 [夢系の話♪]
さてと、行けるところまで行きますか。
今進もうとしているのは、土のにおいがする道。
近くにはきちんとした幹線道路があるけれど、
歩いては進めないから、
その横の、緑に覆われ、古びてしまっている道を行く。
新しい道路ができて以来、使われなくなったであろう道のほうを。
そうは言っても、通れないことはない。土や石ころ、草だらけではあるけれど、歩いて行けそうだ。
この道、さほど長い間放置してあったようには見えない。
ただ、どこへ続いているのか、遠くまで見通せない。
街路樹だった木々が、好き放題に伸びて、視界を狭めているからだ。
自然の力ってすごいな。人が見向きもしないところで、こうやって、草も木も、元気に茂っているのだもの。
ところで、私は、どこをめざしているんだっけ。
じつは、この道の奥には、何かがあるらしいのだけど、それがなにかはわからない。
なのに、わからないままに、背中を押されているような、そんな気がして、感覚を頼りに進んでいく。
人を探していたように思うけど、それが誰だったかはわからないし、
何かが待っていていたとしても、それを見てはいけないような気もして。
こんな複雑な感覚に見舞われたら、立ち止まっていると、気持ちが収まらない。
そして、わたしは、進むことにしたのだった。
歩みを進めれば進めるほど、鬱蒼とした木々の暗がりが増え、薄暗い感じになってきた。
かまわず進んで行ったら、しばらくして石壁が出現し、天井までもが石づくりになっている広場に行き着いた。
奥のほうに、巨大な顔を象った、石の彫刻があった。
顔は、日本人っぽくない。
日本ではあまり見たことのないものだ。
エジプトの建造物みたいな、古代の遺物のような。
なんだろう、これは。
私は、手を伸ばして触ってみた。
すると、彫刻の顎の部分が取れて、下に落ちた。
私が壊した……わけじゃないよね?
ただ触っただけで落ちるような、仕掛けがあったのかな。
すると、おずおずと退く私に、声をかけてきた人がいた。
知らない人だった。
他にも人がいたことに安心したものの、
壊れた彫刻をそのままにしておいていいかどうか、わからないまま、私は、その人に急かされるようにして、さらに奥のほうへ走った。
ところが、なんだろう、謎の物体が、私たちの背中めがけて飛んできた。
呪いか祟り、そんな状況。
でも、不思議と、そんなに怖くなくて、オブジェを振り返ると、顔はこちらを向いていて、じっと見守っているように思えた。
そんな夢を見た。
夢見の変化♪ [夢系の話♪]
こんにちは!
じつは私、毎晩、夢を見ています。寝ている時に見るほうの夢のことですよ。
目覚めてすぐ、夢の内容を覚えていたくて、布団の中でじっとしていると、ついつい起きるのが遅くなってしまいますね。
寝ている時って、傍からはごろごろうだうだしているように見えるでしょうが、実際、夢の中では結構大変!
迷いながらさまよったり、人づてに聞いてまわったり、働いている時もあったりと…かなりの活動量だったりします。
最近、その夢というのが、まったくの荒唐無稽な感じでなく、ネオ〇〇みたいな感じで、似ているのだけど、なんか違うぞという、、、
地域一帯の名称などは、そこまで変わらないんですが、地形であるとか建物の形状、行われるイベントなどが、違うのです。
また、夢に出てくる登場人物の数がやたら多いのも、最近の夢の特徴の1つ。
一言でいえば、賑やかになってきた感じですかね。
アニメの観過ぎかなぁ。
夢の内容を覚えておいて、創作したいと思います。
それには、起きたらすぐちゃんと、メモをとっておかなければなりませんね。
朝は、ゆっくりモードが好きです^^
それでは、よい一日をお過ごしください。
白いハムスターの夢 [夢系の話♪]
アタッシュケースを開けたら・・・
白いまるまるとしたハムスターが2匹、
四角いくぼみに並んではいっていたの。
窮屈なところに閉じ込められて、可哀想だったね。
もしこのまま気づかなかったら、この子達どうなっていただろうか。
私は2匹をそっと手でつかんで、くぼみから出してあげた。
・・・と、そんな夢を見た。
白い動物の夢が続くから、なにかいいことがあるといいな。
今のところは、まだまだ、なんにもなし(笑)
ホワイトライオンと黒い犬の夢 [夢系の話♪]
ここは、学校の宿舎。
私たちは、一室に集まり、座っている。
どこかで授業をしているようだが、なぜか、出席しなくてよい雰囲気。
そこに、ホワイトライオンの子どもがいて、わたしにじゃれついてきた。
途中から、もう一匹、黒い犬も。
どうして、こんなところに動物が?
そんな思いもよぎったが、2匹が飛び掛かって甘えてきたので、「よしよし」と可愛がった。
深夜、予約していたホテルに着き、チェックイン。
今日は、高名な人が多数泊まっているらしく、夜晩くまでひと気があった。
ホテルの部屋でお風呂に入っていたら、ドアが開き、後輩の男の子が入ってこようとしたので、びっくり!
バスタオルを巻き付け、慌ててドアに鍵をかけたけれど、その子は、ずっとドアの近くで、私に話しかけてきて、困った。
一方、女の子同士、打ち明け話をして夜を過ごし、みんな人知れず悩んでいると知った。
翌朝、ホテルを一巡してみれば、テラスには、花がいっぱい。
朝食もおいしく、気分爽快に。
私は、先輩たちと一緒に、ホテルを出て歩いた。
どこへ向かっているのかはわからなかったが、
なぜか、私は切符をたくさん持っていて、そのうちの一枚を見せて、改札を通った。
だが、改札を抜けても、乗り物に乗ることはなく、先輩の後を追うようにして、道を歩いていくのだった。
・・・そんな夢を見た。
夢の考察は、また、後日・・・。 って、前もそんなこと言ってたっけ(';')
夢日記をつけていて、数か月後に見直すと、人生のヒントが隠れてたりするらしいの。
なので、ちょこっと夢を熟成させてみましょ。
夢の話2連発!! [夢系の話♪]
毎日、夢を見ます。
そういえば、、、このブログ、
いちばん最初は「夢のちぎり絵」っていうブログ名で立ち上げたんですよね。
そんなことを思い出しつつ、また、夢の話もちょいちょいさせていただきたいと思っています。
夜見る夢は、やっぱ、創作の源なのかも。
一昨日は、ドラキュラの夢をはじめて見ました。
そのドラキュラさんは、顔を白く塗り赤い口紅を塗っていて、黒いマントを着こなしていました。
全然怖くなくて、どこか可愛さのある素敵なおじさんで。
しかも、うちの兄弟の幼なじみだったという・・・。
外国へ行って有名なスターになって戻って来たと思ったら、ドラキュラになっていたというオチでした。
私は、そのドラキュラさんから、温かく煮たネギを串に刺してもらいました。
甘くて美味しかったです。
そして、ドラキュラさんのとなりには、脚の長ーい猫ちゃんがいて。
その脚を組んでいる姿が、なんかカッコよかった。
その猫ちゃんとドラキュラとは、なんの関係もありません。
ただ、広い部屋で並んでいて、人目を引いていたのです。
昨日の夢は、ちょっと焦る夢でした。
予約していたお客さんが教室に来ているのに、
うまく引継ぎができておらず、登録が間に合わなくて・・・。
すごく右往左往して、なんとかせねばと焦るのですが、どうにもならず、
そのことを、お客さんに伝えようにも、すれ違って会えず、理由を伝えることもできないまま、
時刻は夕方になってしまいます。
私は結局、そのお客さんと会えないままで、ずっと気がかりなまま、学校を出るのです。
そして、電車に乗ります。
考え事をしていた時間が長かったのか、はっと気づいて、隣にいたお姉さんに聞くと、
すでに、知らない駅へ来ていました。
とにかく早く引き返さなくてはと思い、その駅で慌てて降りたのですが、
駅員さんに聞けば、戻りの反対方面の電車はなかなか来ないらしくて、やばいなと。
戻れるには戻れるのですが、かなりの時間がかかるとわかり、
私はせっかくなので周辺を見て回ることに。
この駅のホームには、なぜか お墓が並んでいるので、へえ不気味だなと思いながら、
私は、自然の多い場所へ歩みを進めて行くのでした。
と、そんな感じの夢を見ました!
最近、ちょっと疲れが溜まってきていたので、そんな夢を見たのかもしれません。
結局、夢の中では、何もなさず、目的地にも到達できず、終わってしまいました。
夢の中での行いを現実で振り返りながら、仕事や生活態度に、
いよいよ軌道修正が必要なのかもしれません。
夢占いは、また、別の日に^^ Good night
今夜は素敵な夢が見られますように・・・♪
2017年の初夢♪ [夢系の話♪]
さて、初夢の発表です♪
「①母が余っていた食パンでなにか作ってくれる夢」
「②お化粧をする夢」
でしたよ~^^
早速夢占いをしてみましょう(^-^)
①豊かさ、エネルギー
②女性的魅力、恋愛運
などの意味があります。
タロットカードで言えば、「女帝」っぽいイメージ。
ただ、残念ながら、夢のイメージはボンヤリで、
パンは、余りものを利用して、母が何か作ってくれていただけだし(笑)
自分の魅力やエネルギーが、全然足りていないんだという警告な気がしました。
だから、夢のメッセージは、
「豊かな心を大切にして、女性的魅力に磨きをかけていきなさいよ」
ってことなのかな。
そうしていれば、恋愛運がUPするよって、夢の中で母が教えてくれていたのかもしれません。
よし!決めたゾ!今年は、豊かな心や女性的魅力を上げるようにして、良い恋愛に結びつけていけるようにがんばろう(';')
* * *
その後、
「③大便の夢」
「④スイーツを選ぶ夢」←印象的だったのは栗の形をしたスイーツ
なども見ました。
大便の夢は、「金運」につながり、
スイーツを選ぶ夢は、「もっと誰かに愛されたい気持ち」の表れだそうです。
しかも、栗のスイーツだったので、「家族や所属するグループから、もっと愛されたい気持ち」
とみるのが妥当みたい。
どうやら、2017年は、「恋愛、金銭、家族」を大切にする年にしていくべきなのね。
大切だってわかっていても、環境に甘えてないがしろにしてきたものを、
自分の手でしっかりと掴み取る努力をしろよ~( `ー´)ノ
っていう、夢の神様からの、激励なのかもしれないです。
ならば、今年一年、仕事に女子力アップに頑張って、恋人や家族との絆を結んでいくゾ!
というわけで、
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。愛魚 (*^^*)
富士山と虹の夢 [夢系の話♪]
高層ビルの階段を
上へ上へと昇っていく
頑丈で立派なビルだな
そう思って遠くへ目をやれば
なんという美しい景色!!!
富士山に虹がかかっているじゃない!!!
写真にとっておきたい
そう思ってカメラを構えたが
柱が邪魔になって撮れなかったので
一歩前に進み出た
風がほほに当たり
床がきしむ
ん?
私はいつの間にか
階段を乗り越えて
板が一枚載せられているだけの場所にいた
ぶるぶる…
落っこちたら大変
コンクリートの地面に真っ逆さまだ
この距離はもしも地上だったなら…
たったの数十センチ
進めない距離じゃない
虹は消えちゃうものだから
シャッターチャンスは今なのだ
なのに私は足がすくみ腰が抜け
はいつくばってビルの内部へ戻った
命の危険を感じてまで
写真を撮るジャーナリストって凄いな
富士山と虹の風景は…
私の心の中にしまっておこう…残念
…と、そんな夢を見た。
研修旅行の夢 [夢系の話♪]
私たちは5~6人でグループになり、研修旅行に来ていた。
はじめての海外だったし、なにもかもが楽しく新鮮で、おしゃべりはつきなかった。
ここがどこなのか…そんなことよりも、みんなで旅行に来られたことが、楽しかったのかもしれない。
そうして夢のような足取りで、私たちが歩いた先は、ゆるやかな下り坂になり、やがて丈の短い草が一面に生えている、見晴らしのよいの丘の上の草原に出た。
わたしはふいに、ここがどこなのか気になり、遠くを見つめた。
今踏みしめている草原の丘は、そのままなだらかに傾斜していて、その先はとがった深緑の木々が生い茂る森になっている。
その森に囲まれるように小さな湖が見えたので、そこまで行ってみたいと思った。
さらにずっと遠くへ目をやると、白く雪をかぶった山が、はるか向こうに小さく連なっているのがわかった。
わたしは、はっとした。
ここがどこなのかわかったからだ。
「ここから先は、ドイツよ!」
そう思ったら、なぜだか胸の中に大きな期待感が膨らみ、
私は、仲間たちと手をつなぎ、草原のなだらかな下り坂を駆けおりた。
じつは、この草原には、大切な宝物が落ちていて・・・仲間がそれを拾ってみんなに見せる。
「これ、なにかな?」
宝物の意味を知るために、私たちは草原を後にして、駅に向かった。
駅からどこかへ移動するのではなくて、駅の中を見て回り、駅員さんにお話を伺った。
その後に、博物館へ入館した私たちは、手品の道具を見学した。
薄暗い館内には、いろいろな手品の仕掛けが展示してあったが、なかでも、人体切断の手品の模型は大きくて、真に迫っていた。
と・・・そんな夢を見た。
土だらけの国の夢 [夢系の話♪]
私達は、空港へ降り立った。
この国は、土に囲まれていて、ほこりっぽい。
これから、「あるもの」を、探さなくっちゃならない。
漠然とわかってはいるけれど、見つかるまでは、口にできない「あるもの」を。
土の山を、いくつか越えると街があった。
街には、お土産屋があり、民芸品が置かれ、ほんの少し食べ物も売っていた。
なぜだか、ひどく懐かしい顔をいくつも見かけ、戸惑う私達。
人々は、私達を、とくにひどく遠巻きにするわけでもなく、近付いて来るわけでもなかったのだが。
ようやく、たどり着いた場所には、「モニュメント」があった。
そこには、飛鳥先生がつけたマークがあった。
飛鳥先生の認める聖なる土地なようだけど、現代の地図には載っていない場所だ。
わからないけど、絶対に、意味のある場所なはずなのだ。
先輩や後輩の見守る中、私達は、歩いてまわる。
そうなんだ、ここは、時代錯誤の土だらけの国。
見つけてしまった。
太古の昔、海の底に沈んだはずの「宝物」を・・・。
次元をつなぐもの [夢系の話♪]
黄金ピラミッドinデパート [夢系の話♪]
ある日、デパートに行ったら、特設会場がありました。
三角形の建物が建っていまして、よく見ると、それは・・・黄金のピラミッドでした。
へえ、そんな出し物が、まかり通る時代になったのかぁ。
古代文明流行っているもんね~なんて思って、よくよく見れば、
美しい彫刻が施されていて、ところどころに、赤や碧や黄の宝石がデザインされて埋め込まれていて、
エジプトのピラミッドよりも美しい感じがしました。
日本人は、なんでも取り入れて加工しちゃうもんねなんて、またまた納得して、はっと目をやると、
黄金のピラミッドの入口には、きちんと守り人がいたのです。
絨毯をしいて座禅を組んだエジプト風の服を着た人でした。
どこかで会ったことのある人なのですが、思い出せなくて、困りました。
・・・そんな夢を見ました。
ピラミッドの内部に入るには、特定の条件を満たしていないとだめだったようです。
夢の中だからといって、どこへでも行けるわけではなかったという・・・。
わたし、デパートって大好きなんですよ♪
だって、何でもありますもんね。
まさか、ピラミッドまであるとは思いませんでしたが。
あれは、売り物だったのかなぁ。
中に入ってみたかったな~。
パラボラアンテナ雨がバラバラ? [夢系の話♪]
うちの庭の向こうには誰も使っていない空き地があるんだ。
ある時、その空き地にね、すごく大きなパラボラアンテナが十数基並べられたの。何に使うのかよくわからなくって、ただただ見ていたんだ。
そしたら、急に人々が集まってきて、これからここで何かの催しが行われることに決まったんだって言う。
よくわからないけれど、奈良県が関わっているらしい。
まったく意味がわからない。
あんなにたくさんのパラボラアンテナで、何を受信しようとしているのか。
自分ちの近くで行われるのだから、無視できない。
わたしは、数人の知り合いが集まったところで、家の中に入った。
すると、野次馬達が、これからおこなわれることを心待ちにして、小さな部屋の窓から、空き地を見つめていた。わたしは首を傾げた。ここは、わたしの家なのに、なぜこんなに大勢の知らない人達が入ってきちゃったの?
しばらくすると、みんなが見ているほうとは別の窓から見える景色に、異変が起こった。
大きなお城の塔の上方がゆっくりと傾いていく。
「みんな、見て、あれ!」
わたしが指差すと、お城の塔は斜めになり、没した。続けて周辺の巨大建造物も途中で折れて、沈んでいった。驚愕の光景に、声も出せなかったわたしに、近くの人がつぶやいた。
「驚くのはまだはやい」
わたしは、ことの重大さに気付いた。家の周辺の状況が、一変したのだ。
「水が・・・!」
海抜100mのわたしの家の周辺は、いつの間にか、土を失い、部屋は、水に浮かぶ箱舟と化した。怖いことに、水は、ある方向へと勢いを止めずに流れていく。窓の外には、水しぶきしか見えない。でもよく見ると、見慣れた山々が背後に見えている。川が氾濫した程度では、こんなに水はやってこないだろう。これはきっと、海の水だ。ここは、突如として海になってしまったんだ・・・。私の部屋は、海に沈まず浮かんでいる。これは奇跡だ。でも、このままどこへ流されていくの・・・?
わたしの意識は、いつの間にか、波しぶきの音とみんなのざわめきを聞きながら、遠のいていった。
目が覚めると、わたしは、部屋で眠りこけていた。
あまりの暑さに耐えられず、昼間からクーラーをつけて冷やした部屋の中にいたせいで、触ると二の腕がつめたく冷えていた。
寝転がったまま、窓の外に広がる黒い雲を見つめる。
耳には、水しぶきのあたる音が聞こえる。
そうだわ、この音は・・・
「雨だわ」
ベランダの戸をあけて、あわてて洗濯物を取り込んだ。
振りかえって外を見れば、大粒の雨が干上がった大地を叩いている。数十秒後には、滝のような雨が、空から、まるで雷様が間違ってこぼしたかのように降ってきた。
1時間にわたって振り続けた雨は、涼しい風を残し、通り過ぎて行った。
おそるおそる鳴き出した虫の音が、心地よい。
おんなじ気分だよ、きっと。猛れつな暑さに干からびそうになっていた草木達も、水を浴びて喜んでいるように見える。
そういえば・・・さっきの海の夢と、この状況は、水つながりで似てなくもない。
そう思って、空き地を見たが、どこにも、パラボラアンテナはなかった。
「あのパラボラアンテナは、何だったんだろう?もしかしたら、雨の神様に雨乞いをするための装置だったのかしら・・・?」
夢は誰が見せてくれるんだろう?不思議だ。
空夢想 [夢系の話♪]
あたしは ひとりで 雲のように
空想を育てたい
想いは
話したら消えてしまうほどに脆いから
空想と現実ってね
分かれているから素敵だって知ってるよ
同じ空に浮かんでいても
たまにはひとりで 夢をみていたい
ふわふわにちょっと喝 [夢系の話♪]
物語をつくること
それは人生計画と似ている
未来を夢見ることもうまくできなかった
自分を叱咤激励してくれるよ
私は物語る
架空の出来事を組み立てていけたら
現実もきっと
組み立てられるようになると信じている
無計画では夢はかなわない
たくさんの試練がないと
物語は面白くない
ふわふわしていたい自分に
ちょっと喝を入れて行こう
休校日 極上の湯の夢 [夢系の話♪]
休校日の午前中。
学校の屋上にある温泉プールへ、素足をつけると、
水は、きらきらと反射して透き通り、綺麗にまつわった。
学校一の宝塚女優、彼女は、秘密を持っていた。
ここは、開放されることなど今までなかった場所。
彼女だけの、秘密のプールだった。
ところが、今日、
友人知人が、招待されていた。
開放感あふれる青い空とまぶしい太陽のもと、人々は、彼女の姿を感じて、緊張した。
水音が、静かに、彼女を際立たせていた。
この豊かな水は、どこからくるのか。
源のわからないものに癒されるのは、どうしてなんだろうか。
頬には、春の風がそよいで、心地よく当たった。
彼女の秘密・・・それは、温泉プールに呼ばれた人々が、
これから、それぞれ、知ることになるのだ。
この場所は、その始まり。
いまだ、彼女の秘密は、守られている。
学校に、秘密の温泉プールがあることすら、誰にも知られていない。
心中の墨 [夢系の話♪]
妄想は 一瞬で注がれる墨みたいだ
心の中を黒く流れて
恐ろしい幻影を作り出す
希望はある
君はもっと 安心していい
不安が妄想を生むなら
安心して夢心地でいよう
やがて 現実が やってくる
本当に消える!? [夢系の話♪]
友達3人で旅行をし、ホテルに泊まった。
翌朝、出かける準備をしていて、ふと思いついた。
「ここは、ワープの気配がする」
ホテルのどこかに、謎の机と椅子があり、それを見つけ出せばワープできるだろうと。
一方では、正常な自分が、まさかそんなことが?と思っていた。
夏の暑い日だった。
明るい日差しが、広い庭園全体を、白く照らし出しており、人もたくさんいた。
庭園の噴水のそばに、石膏でできた机と椅子があった。
「これだわ」
石膏でできた学習机と椅子は、暑いのに冷んやりとしていた。
あたしは、まっすぐに座った。
「じゃ、ワープするね」
友達のまり子さんは、あたしを信じて見守ってくれた。
もう一人の子は、全然信じていないみたいだった。
こんな時に、友情を感じるなんて、不思議だ。
「ワープ」
じわじわと自分が、空間から消えていく・・・。
風景に飲み込まれていく時、風がざわざわと耳のそばで騒いで・・・。
目の前が、水の中に入った時のように揺らめいたその時・・・。
あたしは、めをつぶってしまった。
「消える」
ありえない光景が、眼の前に広がったらどうしようか?
あたしは、信じてくれるまり子さんと、信じていない子の心の両方を、
同時に、感じていた。
夢の中の炎 [夢系の話♪]
夢の中の炎は 目の前に迫った
あたしは あなたを乗せて
必死で 自転車を 漕いだ
バイクの事故で 輝き散った命の
その横を
単純だねって みんなが言っても
あなたの姿が 愛おし過ぎて
誰を焼いているのかなんて
もう わからなかった
それは空中庭園 [夢系の話♪]
紀元前6世紀頃、
イラクのバグダッド、ユーフラテス川の畔に、古代オリエント文明最大の都市が栄えていました。
その都市の名は、バビロン。
バビロンでは、その繁栄の時期に、壮大なスケールの建築をおこなっていました。
空中庭園をご存知でしょうか。
バベルの塔と同じく、かつてバビロンにつくられた巨大建造物です。
なぜ、急にこんな話になるかといいますと・・・夢で見たからなのです。
夢って、不思議ですね。
現時点では、あるはずのないものまで、擬似体験できてしまいます。
(ここから先は、夢の世界です)
私は、空中庭園を下から見て、これは上れないなぁと思いました。
なぜかといいますと、それは、おっかなかったからです・・・。
(東京タワーの最上階へ行けない時と似たような感覚でした)
夢の中の空中庭園は、それは本当に、空中に浮いていました。
センターにある階段には、驚くしかありませんでした。
踊り場もなく一続きに頂上まで、一直線にのびていたのです。
階段は、横幅は広いのですが、段は極めて低くできていて、砂っぽく滑りやすい感じでした。
手すりはなーし!
もし、足を踏み外そうものなら、大変です。
あっ、でも上っている方もいらっしゃいました。わぁ、怖いもの知らずぅ~!!!
空中庭園の近くに、資料館があったので、私はそちらへ入りました。
そこで、ぶらぶらしたり、デジカメで記念撮影をしたりしていたら、いつの間にか、誰もいなくなってしまって、
叫んで目が覚めました。
目覚めは強烈な寂しさがありましたが、
空中庭園のある遺跡は、まるで、ダリの絵みたいに、不可思議な光景でした。
青空をバックに、砂色の空中庭園が浮かんでいる様子は、なかなか忘れられるものではありません。
一口に言って、綺麗でした。
チャンネルを替えて気持ちを入れると・・・? [夢系の話♪]
物語を書いています。
以前は、夢で見たことをそのまま書いていましたが、
最近は、机に向かって、浮かんでくる場面を、ちょこちょことパソコンに打ち込んでいます。
気分が乗らないときが、結構あります。
書いている時は、最上級に楽しいのですが、しばらく離れると途端に、
「もう2度と書けないんじゃないか、才能なんてない自分が何を書いても、意味ないんじゃないか」
などと、マイナス思考になってしまうのです。
それで、
「自分の気分に左右されたくないぞっ!」
と思って、気分を変えると、また書き進めることができます。
一喜一憂の繰り返しです。
気分の切り替えということでいうと、他にも似たようなことがあります。
例えば、とても気分の悪くなるマイナス思考な昔の自分の日記を読んだとします。
その後しばらく、その気分をひきずって、ブルーになってしまいます。
でも、ぱっと気分を切り替えて、大好きな谷山浩子さんの音楽を聴くと、夢の世界に浸れて、またポジティブになれます。
霊能者の人に、どういう時に霊が見えるの?と質問すると、
「チャンネルを合わせるようにすると見える」と答えが返ってきます。
チャンネルを合わせるというのは、実は、私達も普段から行なっていることです。
さらに、気がついたことがあります。
合わせたいチャンネルがあったら、そこへ、気持ちごと入っていくと、物語世界が見えます。
そうやって、見て感じて書いた物語には、自信が持てます。
なにしろ、見てるという実感がでますので。
頭だけでこねくり回したものは、後が続かなくなって、結局、何回も書き直したくなります。
自分の自我に左右されないで、いつでも自在に、
現実から多世界へ意識のチャンネルを切り替えられたら、どんなにかいいなぁと思います。
世界は多重構造になっていて、気持ちを入れることによって、どこへでも行けるような気がするこの頃です。
ただし、他の人がいるところでは、できません。
(↑ あの人一人でにやにやしておかしいんじゃ・・・なんて思われちゃいますからネ~)
練ったら寝よう! [夢系の話♪]
突然ですが!
「練る」 という言葉がありますよね!
計画を練る、文章を練る、なんて使います。
ちなみに、パンは捏ねますし、うどん粉は煉りますね。
「文章を練る」についてなんですが、
毎日、文章を書いてると、はぁ~っなんでこんな幼い文章しかかけないんだろうって、やるせな~い気持ちになってくるんです。
それで、本を読みます。勉強のために、いろいろ。
マイブームで、「銀河鉄道の夜 読解」というのをしてまして、読み込むわけなんです。
次第に眠気が!襲ってきます。
いえ、違うんです。つまらないからとかじゃありませんからっ!
いけない!
昼寝なんて、そんな贅沢なっ!
そんな罪深いことは、できない。
できないけど、眠いから、仕方ないから、ちょっとだけならよいかしら・・・?
そこで、薄目を開けてずっと、固まっているうちに、
それこそ、開いた本が天気輪の柱になり、三角標に見えてくるわけです!(すいませんネタ、銀河鉄道の夜、読んでください!)
夢の中へ魂がそよそよと、誘われていきます。
はっと気がつくと、夢を見ているわけです。
目覚めた後は、頭がすっきりと整理されて、文章がまた浮かんでくるんです。
そうそう、あれですよ
手作りパンを作る時、「イースト菌を発酵させる」つまり、「寝かせる」時間がありますでしょ。
あれ、ざます!正に!
頭を寝かせると、夢の酵母がふくらんで、いい感じになるみたいっす。
誰ですか昼寝を正当化しているなんて、白い目で見るのは?
それにしても、「銀河鉄道の夜 第八章 鳥を捕る人」この章の役割は、どうとらえればいいのだろう・・・。
もしかして、宮沢先生、ひょっとして意味なんてないんじゃ・・・?
あっ!
すいません、私が、頭悪いんですぅ~!
これからまた、他の作品を読んで、宮沢先生の「鳥」をつかんでから、戻ってきますので。
読んでから、頭を発酵させるので、時間かかるだけなんです~。
ぁぁムツカシスぎですょぅぅ!!!
よっしゃよっしゃ!気合だせ~~~!
また頑張るもんね!
本当に恐ろしい [夢系の話♪]
背の高いビルを眺めていると、たまに気がつきませんか? 斜めなビルがあることに。 不吉なことを言って申し訳ないのですが、 高層ビルを見ると、どうしても、倒れてくるような気がするんです。 何度も、ビルが倒れる夢をみているので、トラウマみたいになっています。 9・11ツインタワー崩壊のときは、本当に、起きてしまったと思いました。 ご家族の命を奪われた方が大勢いらっしゃったことは、とても痛ましいことです。 もうひとつ、日本海海沿いの地域が、海面に沈む夢も、2回程見ました。 嫌な夢です。 家が沈んでしまって、ペットの心配をしながら、地域の人達と途方にくれて、眼が覚めます。 海面上昇が、ニュースで取りざたされていますので、 深層意識まで、そのことが、不安として深く刻まれてしまっているのでしょう。 怖いものが、たくさんあります。 地震・雷・火事・海面上昇・ビル崩壊・巨大台風・病気・彗星落下・地球温暖化・食糧危機・殺人・人口減少・・・
どれも、現実になったらと思うと、恐ろしいですね。 ずっと、眼をそらしていたいです。 でも、だめ! なにか、私たちにもこれら恐ろしいものをとめる術が、あるといいのですが。夢見と占い [夢系の話♪]
以前、占いが大好きでした。
そのことを書きますね。
占い好きな少女だった私は、中学生の頃、「マイバースデイ」という雑誌を買っており、
高校生の頃には、「Eifin」という占い専門雑誌を読みこんでいました。
インターネットなんてありませんでしたから、本が頼りだったんです。
そのうちに、専門書を買いあさるようになって。
「あぁこわいこわい、私ってちょっとやばいんじゃ?」とか思いながら、
だんだんおもしろくなってきちゃったんです。
完全なる占いオタクだったと思います。
ホロスコープを作って星を解読したり、(最近はクリックひとつで結果ででますから、便利な世の中になりました。)
タロットカードを買って研究したり、(やぁ一体、何千回カードを混ぜかわかりません)
易占いも、64卦の意味を覚えました。
挙句の果てには、自分で8面体のサイコロを2つ買ってきて、サイコロ易占いをはじめたり・・・。
好きな人のことや自分の未来を占ったりして、時間を使っていたんです。(暇だったのカナ?今思えば)
今は、やらなくなりました。
正確に言うと、やらなくてよくなりました。
占いって、はまると中毒になって、どんどん深みにはまっちゃうんです。
結果を知っても、またすぐ、占いたくなるんですよね。
その頃、ちょうと失恋しまして。
その人を忘れたくて、深夜まで占いをしていました。
占いは、孤独で不安な心を落ち着かせるためのツールみたいなもんだったと気がついて。
もっと夢中になれるものを見つけたいと思いました。
それから、以前から好きだった推理小説と絵本を、たくさんたくさん読むようにしました。
小鳥の声に耳を澄ましたりして。
友達と飲み会に行ったりもしました。
でも、占いの代わりにはなりませんでした。
そこから、本当に抜け出せるようになったのは、「夢日記」をつけはじめてからでした。
「夢日記」をつけ始めて、イメージを文章に書き起こすことがだんだんできるようになってきて、
今度は、物語を書きたいと思うようになりました。
すると、また変化が。
夢を、あんまり見なくなったのです。
とくに、集中して物語を書いた次の日の朝は、ほとんど見ません。(覚えてないだけかもしれませんが)
夢中になると、夢ってみなくなるのかな?
物語を考えることは、夢の代替作用になるのかな?
占い 夢 物語
この3つは、なんだか、つながって作用し合っているみたいで、すごく不思議な気がします。
短篇小説 W 別天地へ行け