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関口知宏さんの中国鉄道大紀行♪ [人生の旅人関口知宏さん★]

関口知宏さんが、中国を列車で旅する番組を、観ました(^O^)

関口さんは、今日の放送分では、

「旅をして、中国のことがたくさんわかると思っていたら、いつのまにか、自分自身や自国を知る旅になっていました」←(言い回しはうろ覚えです、ごめんなさい)

とおっしゃっていました。
公共のNHKだからといって、難しいコメントを強要されている様子はなく、ご自分の心で感じた旅をされているように、見受けられました。
レールに乗せられているだけじゃない僕自身のぶらり旅、というイメージ。

旅って、私なんかだと、例えなにをするわけじゃなくとも、
いつもと違う景色にであっておいしい物を食べるだけで、満足してしまいますが、
関口さんのような達人になると、すごいですね。
「車窓」と言う言葉を、何度かおっしゃっていましたが、旅なれた方ならではの、
独特な言い方をされてました。

おもしろかったのは、こんなエピソード。
ある中国人の家族に出会った関口さん、
いきなり、お墓参りについていくことに。
中国人の家族は、墓の前で、鳥を絞めて殺し、ごちそうをお供えし、さらに爆竹を鳴らしてにぎやかに、お参りをするんです。
鳥を絞めるという予想外の場面で、素直に、「残酷」ってつぶやく関口さんは、やはり正直な人。
知らない中国の人の墓にまでついて行って、お参りをするなんて旅、普通しませんよね。
びっくりしました。

また、関口さん、有名な地へ行っても、観光するわけじゃなく、
わざわざ、細道に入ってぶらり旅をするんです。
偶然見つけた家で、夕飯をごちそうになったりして、超大胆!
中国の人は、テレビが好きなのか、映りたがったり恥ずかしがったり、
反応が強いですね。
関口さんご自分で、
「俺も、この旅でいろんなこといってるけど、みんな優しく受け入れてくれるぁね」
と、受け入れてくれた中国人家族を、大胆な行動の裏で、冷静に評価していました。
やっぱり仕事ですものね。
旅は、楽しいどころじゃなく、ハードだったと思わざるを得ません。
ちょっと疲れた顔もする、飾り気のない関口さん。

さすがなのは、絵の腕前!
小さなスケッチブックに、絵を描かれていましたが、はっとする作品でした。
画面半分に黒い山が描かれ、鏡に映したごとく湖面に映りこむ景色、蒼い空には細い三日月、映りこむ三日月。
空には、日本語での感想と、対角線上に反転させて中国語での感想を書く。
タロットカードを思わせる、シンボル画のようでした。
素敵でした。

また、続きを特集するようなので、起きていられたら(←ここ正直に)観ようっと


2007-08-23 02:17  nice!(1) 
共通テーマ:日記・雑感

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