自分年表のススメ♪ [書けないイマイの浪花節]
今、自分年表をつくっています。
これからもっと好きなことをしていきたいと思うんですね。ただ、あれもこれもと手をつけると、気が散っちゃって
そこで、計画を立てるために、パソコンに向かいました。
ちょっと人生の棚卸しってところですね
今、50代ですから、少なく見積もって60歳まで生きるとしても、あとたったの10年です。
人間、いつ死ぬかわかりませんもの。
今までの人生を振り返って、自分がなにを好きで、どんな仕事をしてきたかを、洗ってみようかなと。
それで、過去の履歴書やら、給与明細やらを引っ張り出してきたんです。(職歴あり過ぎ(^‐^;)
それで、その過程で自分の過去を思い出す作業が、物語を作る感覚と似ているなぁ
と感じたんです
「あの時のあたし、何を思って、あの仕事を選んだんだろう」
「子どもの頃、あんな感じで生きていたよなぁ」
とくに、子供の頃の自分を、大人になった私の目線で辿ると、
自分では、そんなに、変わっていないように思えても、
細かく思い出していくことによって、
案外できることが増えているような感じがしてくるのも、非常に意義深く◎ニジュウマルです。
誰かと比べると、あれもできない、これもまだまだ、なんて、上には上がいると思っちゃうんですけど、未熟な自分と現在の自分を比較することで、自分が自分を育てて来たみたいな不思議な感覚が得られます。
こんな私とか、あんなわたしとか、小ちゃかったあたしの、
すべてを統合した時に、本当にやりたいことができる……そんな気がするんです
がんばるぞー
おすすめしたい本=「テムズとともに 英国の二年間」は、天皇陛下の英国留学記です♪ [読書記録♪]
こちらは、われらが今上天皇であらせられる、徳仁天皇陛下が、お若い頃にイギリス留学をされた時のことを書かれたご本です。(かたくるしい言葉遣いですみません^^)
「テムズとともに」の「テムズ」というのは、「テムズ川」のことで、川の名前が本のタイトルとなっています。天皇陛下が、ご生涯にわたって研究なさる「水」のテーマに、若い頃から関心を持たれていたことがわかります。また、はじめての体験づくしで奮闘された経験が、わかりやすくおもしろく書かれています。庶民から知り得ない皇族のかたの留学時のことを、天皇陛下ご自身が執筆された著書は、ほかに類を見ない興味深い内容だと言えるでしょう。
天皇陛下は、写真撮影もプロ顔負けの腕をお持ちです。御所で中秋の名月をお撮りになった写真が公開され、話題になっていましたが、本当に綺麗な満月でした。この本には、天皇陛下が当時撮影した写真が、「オックスフォードの点描」として、おさめられています。地図もあり、読者がどこのことを読んでいるのか、わかりやすい工夫がちりばめられているのです。
天皇陛下は、山登りがお好きです。また、水の研究者でもあらせられて、第4回アジア・太平洋水サミットでは、オンラインで、天皇陛下記念講演をなさっています。その映像は、Youtubeで観ることができ、全文は宮内庁HPで読むことができます。「人と心と水の関わりを、水に関する民族信仰の視点からお話ししたもの」とありますが、内容の中には、山岳信仰や超古代文明の話、川にまつわる龍神の話なども出てくるのです。私は、「超古代文明のことまで触れてくださるの!?」と、天皇陛下の見聞の広さに、すごく驚きました。
最近でもご公務の際、アニメの「ナルト」が好きだという海外の学生さんのお話しを受けて、天皇陛下が急に、「私は、ナルヒト(徳仁)です。とくに関係はないのですけど。」と、おっしゃって、なごやかな雰囲気になったというニュースを観ました。このエピソードを念頭におきつつ、「テムズとともに」を読むと、天皇陛下が若い頃から、ギャグがお好きだったんだなぁと、非常にほっこりとした気持ちになります。
ところで、敬宮愛子さまは、高校2年生の時に、イギリスのイートン校へ短期留学されました。現在は、世界情勢も不安ですので、日本にいらっしゃるほうが安全だとお察しするのですが、はたして、ご留学は見送られるのでしょうか? 愛子さまも大変文才がおありで、中学一年生の頃に、「看護師の愛子」という童話をお書きになっていました。いつか本を出版なさる折には、発売日当日に、購入したいです。
令和の世になり、はや五年。コロナ禍で、お出ましになる機会は減ったものの、最近では、皇后雅子さまや敬宮愛子さまとともに、ご公務をなさっているお姿をテレビやネットで拝見する機会が増えて、嬉しく思います。そんな徳仁天皇陛下の皇太子時代のエピソードが楽しく読める「テムズとともに 英国の二年間」は、いつでも読めるように本棚に置いておきたい、おすすめの一冊です。
短篇小説 W 別天地へ行け