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短篇小説 W 別天地へ行け
水のなかの私 [詩と文学♪]
水のなかのわたしは、とても、敏感。
すぐに、体調にあらわれる。
わたしのなかの水は、同調し、
なんとかしなくちゃと、動きはじめる。
ゆるやかに、まわって、
くるくると、まわって、
渦と泡が、吸い取られていくとき、
これ以上の無理はできないと、
覚悟が決まる。
透明な、嬉しい、健やかな水は、
大いなる喜びの、サイクル。
水のなかのわたしは、一言もなく、
ただ、すいすいと泳いでみせる。
わたしのなかの水は、ひとまずの
安心をもらって、また、動きはじめる。
2009-07-22 01:41
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