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短篇小説 W 別天地へ行け
光に [お話のかけら(練習中♪)]
「みんなのほんとうの幸のために生きたい」
銀河鉄道の夜のジョバンニ少年の心に共感して、
あの時、確かにそう思った。
あれは、この先のあたしの人生設計のなかでの、ささやかな決心だった。
みんなの幸せを祈ると、現状はさておき、心は別世界へ入っていける気がした。
夜更けに、窓辺に立つと、いろんな光が見える。
光は、ただ光っているだけなのに、さびしさを紛らわせてくれる。
暗い夜空の輝く一条の光に、あたしも、なってしまいたい。
すべてをそっと包んでしまうような愛の光になりたい。
わかんないや。
環境とか、いろんなことを理由にして、まとまらない想いが、流れ出してとまらないの。
鬱々として、ひきこもる気持ちも、まだ残っている。
我欲のために生き始めたら最後、すべてが崩壊していくような気がする。
だけど、祈りは、こころさえあれば、できるから。
あらゆるものの幸せを祈って、残りの人生、生きていきたい。
2008-05-29 03:55
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