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短篇小説 W 別天地へ行け
お話のかけら 桜追想 [お話のかけら(練習中♪)]
桜の並木道は、川沿いを夢のように薄桜色に染めていた。
このまま、この道を、果てしなく歩いていけたら・・・。
道の終わりに何があるかなんて知りたくない。
わたしも、誰かさんと一緒に歩いていきたかった。
でも、その夢はかなわなかった。
認めたくなかった。
かなわない夢を見るには、別々の学校を選んじゃだめだったの。
でもね、こころの奥の奥ではわかっていた。
わたしの恋は、この桜の花のように、はかなく散ってしまうこと。
満開の桜の花びらたち、わたしの気持ちを、覚えていてね。
忘れないでね。
2008-04-08 22:51
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