空想教室の本棚♪: IP電話０５０ナンバーのゆくえ: SSブログ

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IP電話０５０ナンバーのゆくえ [編集]

～０５０あんしんキャンペーン～
市外局番から始まる固定電話が主流だった頃は、電話には常識がともなっていたような気がします。
かける時には、しっかりとした常識的な時間帯、きちんとした言葉遣いでというのが当たり前でした。
なのでたまに変な電話があると、「非常識ね」なんて言ったりして。
現在主流となった、０９０や０８０から始まる１１桁の電話番号をもつ携帯電話は、音声だけでなく文字や画像、音楽映像まで通信できる夢のような機器です。
そしてそれには、情報化社会の必然として、手軽に情報を持ち運べる携帯電話に、番号を持ち運びできるナンバーポータビリティーの制度がつき、番号変更にともなう面倒を回避できるようになりました。
常識も変わりました。
いたずらや迷惑のために電話を使う人が増え、そのための対策に総務省が力を入れています。

電話のみならず通信機器では、パソコンのインターネットの普及とブロードバンド化が、革命を生み出しました。
自宅の固定電話をネット回線と同じにされる方が増えています。
何年か前に、ＮＴＴが占有していた固定回線がマイライン導入により、他会社も参入できるようになってから、競争が生まれました。
インターネットのブロードバンド（常時接続大容量通信）化は、今も加速度的に進んでいます。
ところで、０５０から始まる１１桁の電話番号から、電話をもらうことがあります。
あれは、ネット回線を利用した電話、ＩＰ電話番号です。
インターネットの普及とともに、固定電話の代わりとなりつつあるあれ、ですね。
ＩＰ電話の普及は、法人企業向けに大きく進んでいるそうです。
各家庭では、どうでしょうか。プロバイダーや電話会社が行っているサービスには、携帯電話と違ってまだまだ、ナンバー持ち運びができないものが多いようです。
それゆえに、ＩＰ電話を家庭に導入するには、使い慣れた家の電話番号を０５０ナンバーに替えなくてはならず、足踏みする方がいまだ多いのです。
料金からすると、ＩＰ電話のほうが安く済むのですが。

固定電話は、一時、飛ぶ鳥の勢いの携帯電話にお株を奪われ、なくなるのではないかといわれていました。
その固定電話が追い落とされている時代、その追い落とされているほうが、ＩＰ電話網つまりインターネット回線の高速大容量通信（ブロードバンド）の整備に、力を入れ始めました。
今現在、携帯電話とパソコンのインターネットは、棲み分けができてきました。
でもじつはその先に、電話もパソコンも家電もすべて無線ＬＡＮで結びつく「ユビキタス社会」が待っているというのですが・・・それについては、今は語らないでおきましょう。
それにしても、ＩＰ電話の競争化は、これからいっそう激しくなっていくと思われます。

そんな中で、「０５０あんしんナンバー」という、０５０番号を逆手にとった安心サービスがあることを知りました。
これは、０５０ナンバーを、通信機器を購入することなく使える便利なもの。
プライベートな電話番号を教えたくない時のスペシャルナンバーとして活用できます。
しかも着信専用です。
迷惑電話拒否サービスや留守電もついて、安心です。
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