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短篇小説 W 別天地へ行け
雪原の足跡 [詩と文学♪]
普段は誰も通らない 家の庭屋敷
庭に降り積もった雪原の上
点々とついていた 誰かのあしあと
人のものと 動物のものと 鳥のものと
通りすがりの足跡にしては
田舎過ぎる うちのあたり一帯
家主の知らぬ間に 誰か来たのだ
* * *. .. " .".."
足跡をたどれば 雪の女王の都へ
行けるのだと 遠い昔に お供を連れて
旅に出た友を 思い出す
わたしが ついていかなかったのは
君を 信じていなかったせい
わたしも雪原の上を 歩く
魔方陣を 描きながら 確かめながら
遠い日の 友情を 思い返すように
足跡を たどるように
もしこの足跡が 君のものだったなら
今度こそ わたしは 裏切らない
2008-02-03 22:25
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