SSブログ
myoko.jpg  ←~生命地域~妙高高原♪

関口知宏さんの中国鉄道大紀行♪秋編カシュガル11/18 [人生の旅人関口知宏さん★]

関口知宏さんの中国鉄道大紀行
最終回は、カシュガルからの生中継です!\\//
関口さんは、モスク風の建物が大好き。カシュガルには、そういった建物が多いんですって。
陳さんは、可愛いロバ君と一緒に登場です。
ロバ君は、荷台に中国路線地図の超拡大版をのせてきてくれました。
3人の笑顔の男性達が、民族音楽を奏でてくれて、番組のスタートです。

電車の中に、たくさんのウイグル族の青年達がいました。
彼らがかぶっている帽子を、関口さんもかぶってみました。
帽子が小さく見えます。
「髪が長すぎるのかな?」
男性が、ウイグル民族の歌を歌ってくれました。
♪両親が離婚して~まま母が出してくれたご飯は~ご飯じゃなくてお粥だった~♪
せつない歌でした。

とある家で、焼きたてクッキーをいただきました。
20歳の女の子も商売を手伝っているとか。
家の中には、ちょうど里帰りしていたお姉さん達もいました。
関口さん、お姉さん達に囲まれてゆっくりさせてもらうはずが、時間が来てしまいました。
楽しい時間は、あっという間です。

電車を降りて歩いていくと、小学生位の子供達がいました。
関口さんは、子供が大好き。そして、子供達も関口さんが大好き。
振り向いて追いかけるふりをすると、子供達は、大はしゃぎ!どこの子供も、これをすると、みんな喜ぶみたいです。

カシュガルの中継に戻ります。
関口さんは、日本にいて10年前、民族音楽をやりたいと思い、CDを探したことがあったのですが、これだというものが見つからなかったそうなんです。
今回、ここカシュガルへきたら、贅沢なくらい民族音楽の生演奏が聴けて、びっくりするやら嬉しいやら。
カシュガルの街の金物屋さんで、手水セットを見せてもらいます。
関口さんが質問をしますが、2重通訳になります。
「遠いんだよね~!一回話しするのに」

見ているほうは、大変さがわかりにくいですね。(すみません)

旅に戻ります。
アクス駅までの途中で、車内に猫をつれて帰る人がいました。
にゃぁ。かばんから顔を出します。

関口さんは、綿花畑にやってきました。
綿花畑は、旅の始まりで見た時にはまだ青々としていましたが、今では既に茶色くなっており、収穫の最後の時期がきていました。
途中で、牛や馬が、ぽつんぽつんとなにげなくいたのが、妙に印象的でした。

綿花を摘んでいる一人の女性に出会いました。
1日に20㎏も摘むそうです。
関口さんは、綿をさわらせてもらい、そして、お手伝いを申し出ました。
そうしているうちに、陽は沈み、気がつけば、4時間が経っていました。
「どうもお世話になりました」
「いい経験を逆にさせてもらいました」
関口さんのゴール前日の出来事でした。

次の日、ついに、カシュガルの駅に降り立ちました。
「乗り終わりー!」
関口さんの鉄道の旅は、無事にゴールすることができました。

今回は、2時間45分のスペシャル番組だったため、生中継の間、たくさんのお話がありました。
関口さんは、この番組のスタッフの方達を、「本当の旅人」だと思ったそうです。
綿花畑でのことが特徴的だったそうです。
普通なら、ゴール前日に、まったりと綿など摘ませるのは、番組的にいかがなものかということでさせないんじゃないかというのです。
でも、それをさせてくれたということで、番組制作的にはありえないけれど、健康的な旅になったと思ったそうです。
中国の西の果ては、シルクロードの真ん中。
旅の終わりで、関口さんが大好きな民族音楽や建築物(モスクのようなもの)などがたくさん出てきたことで、関口さんは、もっと西へ旅をしたくなったみたいです。
けれども、鉄道の旅はこれで終わりにされるとのことですから、
また、違った形で旅番組を私達視聴者に届けてくれるといいですネ

NHK中国総局長の原田さんが、出演されました。
この番組を見ていたそうです。
「中国人はいい意味での個人主義」 だと思うそうです。
日本人は、「組織の中の自分を意識しがち」なのに対し、
中国人は、「自分はこうだけど、あなたは?そういうあなたと私、仲良くやりましょう」
とそういう感じになるそうです。
これには、関口さんも、同感していました。

中継の最後は、いつも関口さんがしているように、突撃お家訪問をして見せてくれました。
ウイグルの方達は、お客さんが来ると、すぐに焼き菓子やフルーツなどでおもてなしをするという習慣があるのだそうです。嬉しいですよね。

中国の旅は全般を通して、ゼロへの旅だったという関口さん。
春の旅を、いろんな人の素朴さを感じたソフトな旅 だとすると、
秋の旅は、中国人のパワーを感じたハードな旅だったそうです。
とくに、中国語学校の生徒達の、日本語を学ぶ姿勢に、感心されていました。
甘えようとする雰囲気がなかったそうです。
勉強したい、学びたいという気持ちは、もしかしたら、中国語を学ぶ日本人より強いのではと思ったそうです。
「ヤオ」という中国語があります。
意味は、「やりたい、やらなければならない」。
英語でいうならば、wantと mustが合わさった意味になります。
やりたいことはやらなければならないこと、と直結してる感じなんですって。
ですから、中国人は、「ヤオな人」
やりたいことはやらなければならないこととして、どーんと突き進んでいける人達なのだと、
そう、思わざるを得なかったそうです。
これには、関口さん自身、焦りを感じたとのこと。
自分にも、やりたいことと同時にやらなければならないことがたくさんたくさんあるのだ。
中国の人に負けないように、
魂で、日本と世界の国際交流をしていきたいと、思ったそうです。

また、いろんな国での関口さんのご活躍が見られそうですね。
嬉しいです。


2007-11-23 18:44  nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

daikanyama3461

 「関口君の中国鉄道の片道36000kmの長い旅」が終了しましたが、先日中国から帰国した関口君がスタジオに招かれ、旅を振り返って語る、NHKのインタビュー番組がありました。本人も語っていたように、自然体が良かったようでした。「役者でうだつが上がらないのに、このような台本のない番組で受けてしまって」と当初は当惑していたことも白状していました。旅の先々での触れ合いは、人間は誰もが優しさをもって人と繋がりたいという気持ちがあることを、証明したかのようでした。民族とは対立するのではなく、解り合える存在なのだということに、新ためて気付かされる思いがしました。
by daikanyama3461 (2007-12-12 21:03) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証: 下の画像に表示されている文字を入力してください。

 
短篇小説 W   別天地へ行け

このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。