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関口知宏さんの中国鉄道大紀行♪秋編 フフホト11/4 [人生の旅人関口知宏さん★]

11月4日の中継は、フフホトの大都会にある、カフェから行われました。
関口さんは、大のコーヒー好き!
フフホトでは、コーヒーはちょっとした高級飲料。
なんとラーメン5杯分のお値段がするんですって!
大好きなものを前にして、リラックスしたムードで番組が始まりました。
陳さんは、お酒入りコーヒーを注文。
その中に、ねぎが入っていたとか?
「変な事言って!」と関口さんがつっこみます。
最初の頃は、関口さんがボケて陳さんが突っ込む感じかなと思っていましたが、
旅の後半では、どうやら関係が、逆転しているようですね。
それにしても、この大人達って一体?・・・才色兼備な人のはずが、なんだかほのぼのしますね。

今回の旅は、西へ西へと進路をとり、電車に揺られていきます。
長い長い旅も、あと2週で終わりなんですよね。
印象に残った場面を、書きますね。

電車の中で出会ったお婆さんが、戦争の話をしてくれました。
当時、鉄の帽子をかぶった日本兵はとても怖く、家にあるものを色々と差し出したのだそうです。
日中戦争と切り離せない今回の旅。
テレビでは、語られないことがたくさんあるはずです。詳しい感想は、絵日記での発表を待ちましょう。
ぼーっとして見える関口さんの頭の中では、いつでも深い知性と鋭い洞察力が働いているのです。

麦飯石の店に入りました。
麦飯石は、吸着力のある石で、水を浄化します。
あっ、ほら、日本では、お魚の飼育に使ったりしますね。
麦飯石のコップにインクを落として40分すると、水が透明になるんだとか。
実験をすることに。
関口さんは、合い間に、麦飯石の工場を見学。
危ない手作業を見て、
「慣れてるんだろうな~」と目を細めながら、軽いレポート。
店に戻って、さっそくさっきの実験水を見ると、本当に!透明になっていました。
関口さん、一口味見。
「ううっ!」
のけぞって仰向けにソファーに倒れこみます。
顔が笑ってます。
死んだふり、失敗です。
35歳、お茶目な関口さん。

三輪自転車タクシーに乗り、火鍋のレストランへ行きました。
しゃぶしゃぶのお店です。
油たっぷりの牛肉を、堪能しました。
「アァ~ン!!
まいう~!
美味しくて美味しくて言葉にならない関口さんなのでした!

関口さんは、珍しく本屋さんに入りました。
旅の終わりに向けて、中国語に磨きをかけるおつもりなのでしょうか?
中国語に日本語訳がついている語学本を購入しました。
それを持って電車に乗ります。
またもや、恋人同士が座っている席に一緒になりました。
「嫌なところへ座っちゃったよ~」軽く頭を抱えます。
この旅では、恋人や新婚さんと同席になることが相次ぎます。
一生懸命、中国語で会話します。
「短い時間でよくそれだけ覚えましたね」
とほめられましたが、関口さん的には、まだまだと感じているようです。

寒中、風吹きすさぶ道にて。
背の高い草の向こうから、おじいちゃんが出てきました。
昔使っていた大きな石臼を見せてもらいました。
おじいちゃんは、石臼職人さんだったのです。
動物大好きな関口さん、動物がいるときは、必ずそちらへもあいさつします。
人懐こいロバがいました。なでます。生まれたての子犬もいました。可愛い。
関口さんが寒そうにしていると、中にいた女性がお湯を持ってきてくれました。
日本の「ほうじ茶パック」でお茶を出し、おじいちゃんへ差し出します。
「はい、おじいちゃん」
おじいちゃんは、黙って飲んでいましたが、やがて、言いました。
「この家には、羊や兎やなにか、何もないよ」
「でもなんでもある家には、おじいちゃんがいない。僕は、こっちのほうがいい」
関口さんは日本語で、そう言いました。
本当に優しそうなおじいちゃん。言葉がうまく通じなくてもきっと、気持ちは伝わった気がします。

電車の中で、日本語を話せる男の人の集団がいました。
「ドウゾ」
片言ですが、嬉しいものですね。
仕事で乗車しているんだそうです。
関口さんが、ひとりで、予約しておいた豪華なお弁当を食べはじめると、
さっきの男の人の中の一人が、お弁当を持って相席してきました。
「あんたにつきあうよ」
そして、おかずを分け合いながら、並んでお弁当を食べるのでした。
人懐こいおじさんでした。中国の人ってこういう人多いですよね。
関口さんの美味しそうなお弁当を見て、にこにこ。つい箸がのびます。
向かい合わせじゃなくて、並んで座るというのが、中国流なのでしょうか。
関口さんも、快く、おじさんに、お箸でおかずをとってあげていました。
この旅で、ご飯にお呼ばれした時、その家の人達が、自分の箸で、関口さんのごはんの上におかずをのせてくれたことを思い出してしまいます。
すっかり中国の慣習になれましたね、関口さん。

北風が強く吹く地域には、砂丘がありました。
とにかく風がずっと吹きすさんでいて、関口さんの髪の毛はボッサボサ、口の中にまで砂が入ってしまうのでした。
少し歩くと、民家がありました。
ハウス栽培をしている農家なのでした。
ハウス栽培の様子を見せてもらうと、中は別世界。
暑いくらいで、上着を脱ぎます。
強い北風が入ってこないように、片側の壁は、90センチの土壁でできていました。
そうしないと、強風がすきまから侵入してくるのだそうです。
作物を栽培するのにも、大変なご苦労がありました。

電車の中で、おませで小さな女の子が関口さんをじっと見ていました。
関口さんの気が引きたくて、いろいろします。
イヤリングを耳につけてみたり、ヨーヨーを取り出したり。
お別れのときは、イヤリングを関口さんにくれました。
自分のことを覚えていてネ
と言っているように見えました。
中国人の女の子は、幼くても積極的。
電車を降りて窓の外から手を振ると、笑顔で手を振り返してくれました。
                             
乳牛村をたずねました。
ここでも、風が強く、寒くてたまりません。
バイクで出かける男の人と家族に話しかけると、男の人は牛乳を出荷しに行き、残った家族が家に招いてくれました。
赤ちゃんとおじいちゃんとおばあちゃんでした。
こちらの家族は、5,6年前までは、遊牧で暮らしていたのですが、今はやめて定住しているのですって。
真っ青な民族衣装を着せてもらった関口さん、とっても暖かかったようです。

(余談ですがっ。私は、あの青い民族衣装の色を見て、「風の谷のナウシカ」を思い出してしまいました。
「その者、青き衣をまといて、金色の野に降り立つべし。失われし大地との絆を結び、ついに人々を、あおき清浄の地に導かん」
中国の北に住んでいる少数民族の衣装は、宮崎駿さんの「シュナの旅」にも出てきていましたね。
余談ですが、宮崎さんは、チベット族の民話からインスピレーションを得ていたとか)

こうして、旅を回想しながら感想を書いていると、どうしても片寄った個人的感想になってしまうのですが、そのほうが面白いかな~と思っています。見た人皆さんが、自分なりに解釈しながら、この番組を観ているわけですものね。
関口さん大好きな気持ち過多で感想を書いていることを、どうかお許しくださいm(_ _)m

番組中に、モンゴル文字の書道家の先生が、達筆を披露してくださいました。
なんだか、見たことのない文字でした。
「せきぐちともひろ」と書いてもらいました。番組の途中で、その他の文字も書いてもらっていたみたいでした。
今回の番組では、関口さん、すこし痩せられた感じがしましたが、気のせいかしら?
1週間はまたあっという間に過ぎて、日曜日になっちゃうのでしょうか。
日曜日がきて欲しいようなそうでないような、複雑な気持ちです。
今日はこのへんで、失礼します。


2007-11-06 13:17  nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
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