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短篇小説 W 別天地へ行け
裏表のない関口さん [人生の旅人関口知宏さん★]
外面と内面が同じ人を、裏表のない人といいますね。
裏表がなくて、みんなから好かれる人は、ひょっとしてもしかすると、とてもナイーブな感性の持ち主かもしれませんよ。
相手を傷つけないように、細心の注意を払いつつ、裏表をなくしているからです。
正直なだけでは、人を傷つけてしまうこともありますもの。
心根の優しい人は、優しい分、人を傷つけないように、心のフィルターも細かいから、いろんな想いがどんどんたまっていってしまいます。
そんな人が、豪快に見えるとしたら、心のフィルターを、ざるのような荒いものに意識的に替えている時なんじゃないかしら。
ただ、本当のことを言ったほうが、相手のためになると思って、わざわざきついことを言うこともありますよね。
または、相手にそうとわからせないよう、裏をかくこともあるでしょう。
ハンカチ王子が、キャッチャーを成長させるために、冷たく接したみたいに。
「ガラスの仮面」の紫のバラの人=速水さんが、自分に憎しみを向けさせることで、北島マヤを頑張らせたみたいに。
隠された優しさに気づいた時には、びっくりしますし、なんで?って涙が出るほど感謝の気持ちがわいてきます。
そういう本気の人間同士のつきあいができるのは、いいですね。
けれど、相手を信じているからこそ、いろんな話ができるんですよね。
あとは、笑顔!
ここに真の本性が顕れる気がします。
そして、心のフィルターがとらえたすべての想いや気づきを、芸術に昇華させることができると、すばらしいです。
そんなこんなで、関口知宏さんを見ると、なるほどなぁって、また好きになっちゃいます。
関口さんの曲を聴くと、自然体の奥に隠された、ナイーブな感性が感じられます。。
2007-10-09 19:55
nice!(1)
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