巣立ち’2005つばめ [つばめさん♪]
渡り鳥つばめちゃん(^^)のお話です。
毎年、うちの家に来て、子育てをしてゆくつばめちゃん。
そもそもの始まりは、一昨年でした。
つばめが、家の周りをぐるぐる悩ましげに飛び回っていたのでした。
「ああ、去年もつばめ、来たんだよ。どこか巣をつくるところを、探して。
うちの地下へ入りたがってね~。つばめが巣をつくる家は福がやってくるって昔からいうからね、どうしようかね?
今年は、どうしようかね?」
そう言って、悩んでいたはずが、母はいつの間にか、
地下の戸を開けて待っており、期待通り、つばめちゃんご夫婦が、新築に来たというわけなのです。
選んだ場所は、地下(物置)の低い位置の横柱でした。
=ご注意
うちの家は、雪国建築なもので、高床式です。
2階と3階が住居になっています。
1階が、駐車場、件物置。
まぎらわしいのですが、1階のことを、地下ってよんでます=
つばめさんは、働き者。
一日中、いってらっしゃい、お帰りなさいの繰り返しで、せっせせっせとお仕事します。
巣をつくる時は、材料を集めて運び、
卵を温めるときは、2羽のうち片方がえさを運び、子が生まれたら、またえさを運ぶのです。
ゆえに、朝早くから、つばめちゃんが入ってこれるように、戸を開けなくてはなりません。
そこで母は、地下の戸を開けたまま、夜寝ることにしました!
今では24時間、つばめさんのために、地下の引き戸は、半分開け放しにしています。
鳥類の早起きには、とてもかないません
ところで、
初めてうちへ来てくれたつばめさん夫婦は、まだ小さくて若く、新しい家づくりに、手間取っていた様子。
最初作った巣が、落っこちてしまい、柱の反対側に作り直して、
完成した愛の巣は、とても小じんまりとしたおうちでした。
それから、そこで、卵を産み、温めました。
その後、順調にヒナが孵り、
4羽のつばめっこが、ちょこちょこ口を開け、可愛い顔をのぞかせてくれながら、すくすく成長しました。
しょこたん風にいうと、ギザカワユスo(>w<)oo(>w<)o ちいさな巣に、4羽とも、からだが入りきらないのです。なんていうか、てんこ盛り、でしょうか。そんなんでいいのかな?すごいはみだしてるな~と、思った瞬間、 ばたばたばたばた!4羽、いっせいに飛び立ち、家の前の低い電線の上に、とまりました。ある日、突然、全員一緒に、巣立つんですね!びっくり、感動、おさびし山!夜半に、台風がj通過するとのことで、雨風が、すごかったんですよ。だから、つばめっこたちが、死ぬんじゃないかと、一晩中気になっていました。何かしてあげたいのに、何もできなくて。 翌朝、つばめっこたちは、ちゃんと、ちびっこいおみ足で、電線にとまっていました。 ほっとしました 「野生の鳥は、たくましい。きっと親鳥が、子供に、嵐のしのぎ方を、教えたんだね」母が、つぶやきました。よかった、よかった、喜び村。 つい、長々語ってしまいました!今年のつばめちゃんの話は、また次回にします。読みにくくなっちゃって、ごめんなさい!
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