←~生命地域~妙高高原♪
短篇小説 W 別天地へ行け
弱い心にハリセンを [心系?の話]
気持ちが弱っていて
人知れず泣いてばかりいた頃
ある人に
はっきりした口調で叱られたことがあった
その後
その人がそばにきても
知らぬふりをしていたけれど
それじゃ大人げないからと
何気なく話しかけたら
その人の目の色が思いがけず深かった
(さっきは言い過ぎたかな)
(傷つけたかな)
自己中で他人の事などどうとも思わない人だと思っていたから
どきっとした
わたしは立ち上がった
そして気がつけば
いつの間にか泣かなくなっていった
今では その人の声が聞こえる度に
不思議に気持ちが癒されていく
こうやって誰かの力を借りながら
心はタフになっていく
2012-11-14 18:03
nice!(1)
コメント(0)
共通テーマ:趣味・カルチャー
共通テーマ:趣味・カルチャー
コメント 0