ある想い [お話のかけら(練習中♪)]
あなたは あったかくて
真っ直ぐな人
他の人みたいに
最初は優しかった人も
あたしの態度が 変わらないと
あきらめて 去って行ってしまうのに
急に 態度が冷たくなってしまうのに
あなたは
優しい態度を隠さない
あたしが 無関心な態度をとっても
忍耐強く長期戦になるのを覚悟で
そばに来て
気遣ってくれた
出会ったころは
大人の男性から遠く感じられたこと
まるで少年のような笑顔をくれたこと
ずっと忘れない
うまくコミュニケーションがとれないとき
もうだめだとあきらめて当然でも
あなたは あきらめなかった
そこまでして わたしなんかに
どうして かかわってくれるのか
心の底で感じても
信じられなかった
わたしは
いつもあなたのほうを見なかった
視線が合うのが怖かった
話しかけられると
話を合わせてくれる彼が
信じられなかった
なんだか調子がいいだけな気がして
毎日必ず話しかけてくれる中で
わたしが元気がない時や
困っている時に
いらぬ心配をしてくれたこと
なんやかやと仕事のことを
おせっかいに教えてくれたこと
ちょっと強気に大人ぶった発言を
してみたこと
あたしは その度に思ってた
それは本気の発言なの?
それともただ
あたしに 合わせているだけ?
その社交性と明るさは本物?
情熱を秘めていると思ったのは
仕事中の背中を見たとき
まだ未熟なところも
これから成長していくって
感じられた
あなたの行動は
次第に エスカレート
重いものを持ちそうになる状況を
事前に察知して
先回りして運んでくれたり
休憩をむりやり一緒にとろうとしたり
やけに距離が近かったり
遠回りして あたしのそばを通ったり
あたしは ずるい
そんなにいつも わかっているのに
認めようとしなかった
あなたの存在
見つめようともしなかった
だって あなたは まぶしかった
すごく 軽やかで
おしゃべりで 素直で
もったいないくらいに男前で
あたしは すごく 悩んだ
毎日 毎日 心が揺れていた
揺れ続けて 常識に負けてしまっていた
あなたは あたしとは反対に
自分の情熱を抑えることなく
鉄砲玉みたいに まっすぐだった
あたしは どきどきしながら
きわめて普通の態度で接してたけど
あなたが 突然 休んだあの日
気がついた
何にもできないし 連絡もとれない
あたしの存在ってなんだろう
仲良くなるチャンスもふいにして
あの人を 無視して
あたしは あの人をどう思っている?
初めて真剣に自分と向き合った
あたしは 孤独をよりどころにして
なんでもひとりでできるようになりたくて
頑張ってきたけれど
このままで本当にいいの?
あの人と一緒にいると
あたしは 新しい自分を感じてた
それは 他の人の前では 見せたことのない
あたしの感情
あなたは 受け入れてくれる
引き出そうとしてくれる
不満はないか 困っていないか
どうしたのか だいじょうぶか
かたくなだったわたしの気持ちは
ようやく あなたに向かい始めた
あなたがこの世にいてくれて
ほんの近くにいてくれて
わたしは すごく支えられている
あなたがいると どきどきして 楽しい
もっとたくさん 話がしたい
もっといろんな表情が見たい
あなたは いったいどんな人なんだろう
それは 今では
わたしの心が よく知っている
あなたは 情愛こまやかに
わたしを 支えてくれる 唯一の人
言葉では 伝えられない
あなたの気持ちに 触れていたい
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