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短篇小説 W 別天地へ行け
「おはよう」のない朝 [お話のかけら(練習中♪)]
「おはよう」のない朝は、胸が凍えちゃう。
一日のはじまりに、あなたと言葉を交わせない朝は、
あなたが次に、こっちを見てくれるのは?
話ができるのは、いつ?
と仕事が手につかなくなっちゃうよ。
だからといって、こちらから声をかけるには、
殺気が漂っているあなただから、
チャンスがなかなかなかったり、
みんなが見ていたりして、はずかしく、
勇気も、今ひとつ出てこなかったりするんだ。
誰にでも、あいさつできるのに、
あなたとだけは、タイミングが、
ドンピシャと合わなければ、できないのは、
意識しすぎているからなのかな。
「さようなら」が言えない夜は、
「さようなら」を言える場合と、同じだね。
どうころんでも、胸が痛くなっちゃう。
あなたに会えない長い夜がはじまるならば、
いっそ、顔を見ないでお別れした方が、いい気がする。
あなたの顔を、去り際に見ると、
さびしい気持ちが、ブレンドされちゃうから。
純粋笑顔を作れなくなっちゃう。
敏感体質、ばか正直が、顔にでちゃうんだ。
クールに「ばいばい」できるわたしよ、
一体、どこへ行っちゃったかな。
気持ちのアップダウンを、
少しは、変化として楽しめるようになりたいな。
そんな毎日を送っていますが、
仕事抜きのあなたに、早く会えますように。
2008-06-29 01:17
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