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短篇小説 W 別天地へ行け
母と娘の会話 [人生一般♪]
「わたし、婚活しようと思う」
「ああ、そうしてくんない。私の目の黒いうちに」
「まずは、モチベーションを高めるために、思い切って結婚相談所に行ってみようかな」
「意識が高まると、自然と縁も舞い込んでくるっていうね。そういえば、モナコ王国の元首が、50代で、30代のお嫁さんをもらったって」
「モナコ王国?公国?」
「王国」(※正確にはモナコ公国です)
「ちょっと待って、まさか、お母さん、わたしをどこかの王国へ嫁がせようと思ってる?(?_?)なんだか、結婚が余計に非現実的なものに思えてきちゃったよ」
「まあ、がんばんなさい」
「わたしが嫁に行けば、お母さんだって、もう、生きていくのが嫌になって来た・・・だなんて思わない
でしょ?未来に動きがでて、希望がもてるでしょ?」
「ほんとだね。そうだ!よーし!私もまた元気が出てきたゾ~」
「おおっ、それでこそ、お母さんだよ」
※お母さん、今頃は高天原についたかな?それとも、家にいてくれてる・・・?入院してた時のお母さんよりも、家にいて元気だった頃のお母さんを偲びたいと思う・・・今日この頃です。この文章は、昨夏に書いたものです。懐かしいな。
2012-02-29 23:20
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